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MAXXIS太魯閣国際ヒルクライム2011 実走(前編)

台湾の東海岸から標高3275mの武嶺(ウーリン)まで90kmを自転車で駆け上るヒルクライムにブルベ仲間の@HEIZOSUNさんと参加してきました。
http://taroko-hc.org/
http://bit.ly/uFdpRx

@HEIZOSUNのブログはhttp://roadracer.sblo.jp/

出走までのあれこれとか、レース後の台湾一周とか諸々トピックはありますが、あとで書くことにしてメインディッシュの実走の様子を記憶を頼りに書いておきたいと思います。


強風の向かい風、横風の中を重い荷物を背負って走り、もう少しでスタート地点を通り過ぎてしまうかもしれない危機もすんでの所で回避。時間ぎりぎりにスタート地点到着。
とりあえず、フロアポンプとドロップバッグ受付を探す。
交代で空気を入れたあとはドロップバッグだ。武嶺行きの受付を見つけて預ける。二人とも号砲がな鳴るまえに何とか間に合った。
それでも@HEIZOSUNはサドル高を調節したいとアーレンキー持ってないかとスタッフに尋ねてみるものの持っていない。自分もツール缶の中身はパンク修理関係のみ。
哀れ携帯ツールはドロップバッグの中である。

ともかく、二人揃って走れる状態でスタートラインに立てたことを喜ぶ。
海は荒れ狂い、ものすごい風だがそんなことも吹き飛ぶほどスタートに間に合ったことが嬉しかった。
明るくなりかけたなかでようやく周囲を見回す余裕ができる。
日本人の姿もちらほら。

そして、スタート!
一斉スタートで混雑する中、焦らず落ち着いて他のライダーと接触しないように周りに注意しながらスタートラインを超える。
コースはよくわからないので集団について行く。
一旦右へ90度カーブして大きな橋(太魯閣大橋)を越える。そして次は左へ。山の間から流れてくる川沿いに進んで行く。
ちょっとしたアップダウン、カーブ、トンネル、濡れた路面、上から落ちてくる水など集団の中で緊張しながら安全第一で進行。
調子悪くない。集団もばらけてマイペースで進みつつ先行者を見つけてはゆっくりパスして行く。

すでに明るく、周囲の景観は圧巻。ブルべなら迷わず停まってシャッターを切るのだが、レースだしそれが出来ないのが残念。
速く走ろうとすればきついけど、無理しないペースならブルべで山越えしていると思えばそうでもない。
だいぶ登ったかなと思ってGPSを見るとまだ800mを少し超えたところ。
まださらに2400mも登るのかと思い、もう見ないことにしたw。

調子変わらず、前後の人もまばらになり気分もムードもまさにブルべ。
まったく焦る気持ちも起きず、実にブルべなヒルクライムを楽しんでいる自分。
相変わらず目の前に展開する景色は素晴らしい、いちいち形容のしようがない。それ位スバラシイ。

しかし、そんな調子で走れたのも31km位まで。
速度が落ちる。ペースが維持出来ない。特に斜度がきつくなったわけでもない。
もしかしてガス欠?
メントスを食べ始めると空腹感スイッチがON。やーばい。どうにも腹が減った。
補給ポイントが待ち遠しい。

そんなことをしているうちに抜いてきたライダーに抜かれ始める。
ペース落ちを止められないのが悔しい。
そんな中、濡れた落ち葉を踏んだのか後輪がズルっと滑ってストンと尻餅ついて落車。
登りでスピードが出ていないのが幸い、立ちゴケに等しい。
面倒なのでそのまま座り込んで休憩。
Are you OK?と何人か声をかけてくれてパスしていく。手を振って大丈夫をアピール。

審判車が通りかかり、同じように声がけをしてくれる。
路面も乾いてきたので、前後のハネンダーを外し、ゴールまで運んでくれないかと頼んでみる。
快く受けてくれて再スタート。
登りのスタートで、サドルを押してくれる。
なんと、優しい。
頑張らんわけにはいかない。

じきに待ちに待った最初の補給ポイント(33km地点)。
で、バナナは?
と聞くが、ここは給水のみで食べ物はないと言う。
マジ?失意のどん底。まあ、自分が悪いだけど。
仕方ないので、ポカリ?みたいなスポーツドリンクを飲んで先を急ぐ。

よろよろと次の補給ポイント(50.4km地点)へ向かう。
その区間どうやって走ったか記憶がないが、かなり弱々な状態だったことは間違いない。
ある意味我慢の走り。
次の補給ポイント到着はゴールしたように嬉しかった。
自転車を停車しているバスに立てかけてバナナに向かう。もうバナナしか見えてない。慌てて2つほど口に入れ、数本抱えて駐車場の端に腰掛けて改めてゆっくり戴く。
あーやっちゃったなぁ、ハンガーノック。
ここまで持つと思ったけど、全然だったなぁ。
…などと半分ボーっとしたアタマで反省。

バナナを食べ終え、次はパンが入っているらしき箱へ向かう。
立ったまま数個食べたあと数個抱えてもといた場所へ。
水で流し込みつつ食べきれなかった分をポケットへいれてようやく再スタート、こんな風に休んでいるのは自分一人。あとは脚が攣ったのかマッサージを受けているライダー一名のみ。
まあ、レースだもんねw。
補給している人だってほとんどは止まらずにスピードダウンして補給食を受け取るとそのままダンシングで進んで行く。
ああ、やっぱりブルべじゃないんだなコレ。

精神的虚脱状態から抜け出てやや正気が戻ってきたので再び自転車にまたがり出発。(つづく)






写真は中華民國自行車騎士協會の許可を得て転載しています。
オリジナルの写真は http://bit.ly/t2d9wW

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