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プラダン輪行ボックス203cm 作り方(例)

まず材料と道具を準備します。図面は一つ前の記事を参照のこと。
【材料】実質、税込みで約1550円
・プラダン 4ミリ厚 2.5枚(先の記事の通販がおすすめ)
・両面テープ(今回も自分はダイソーの両面テープx3個使いました、写真は記事中に掲載)
・透明な荷造りテープ

【道具】
・カッター(よく切れる、大きめ)
・油性サインペン(線引き、マーク)
・巻き尺、定規(30cmのと長いのとあると便利)
・大きな少し厚い紙(大きいカレンダー、ポスター)ケガキに使います

プラダンと両面テープが揃えば半分終わったようなものです。

大きな材料にいちいち尺をあてて印を付け線を引くのは時間がかかり間違ったりもします。
自分は木材の端材を使うことが多いですが、写真のように古いポスターを29cm、24cm、12cm、10cmで切り出しておきます。プラダンは182cmx91cmのはずですが、完全な長方形ではなく少し歪んでいたりします。巻き尺を当てて一応チェックしておきましょう。

平らなところ、なければコンパネを敷いた上にプラダンをおき、図面の用にbody-1 body-2を切り出す線を引きます。
カッターを当てるときは、長尺の定規を当てて軽く引きます。1/3も刃が入っていれば2つ折りにして谷部分に軽くカッターの刃を当てて切り離すことができます。

次に、body-1 body-2に24cmと12cmの紙を当てて線を引きます。
「カドの補強」となる部分を切り取ります。カッターの刃は垂直に。

次は折り加工です。目に対して垂直に折る部分は定規を当て、鋭くない金属片(食器ナイフの背、大きいスプーン)で定規を当てて傷をつけていきます。傷がついていればOKなので力いっぱいやらなくても良い。
傷がついた部分を谷折りになるように力を徐々にかけて折り曲げます。
目に沿った折は定規を当てて曲げればいいだけなので特に何もしなくても良い。

【余談】
プラダン加工の工場では折り目に対して熱を加え内側の部分が接着したようになっているのを見て、真似てみようとしたのが次の写真。バーナーで金属ヘラ(ダイソー)を熱して一度折った内側に適度に差し込んで(当てて)みました。
加減が難しく、やり過ぎると切れてしまいます。うまく当てると90度を保ち内側が溶けた材料で融着しています。
道具がアレばやってみてもいいと思いますが、切れっ端を使って何度か練習してから本番でやるようにしましょう。
あくまでも余談なので普通に折るだけで十分な強度の輪行ボックスができます。

目に対して平行な折り目はこの時点で折らなくても良し。
垂直に折る部分だけしっかり折っておきます。何度も折ると弱くなるのでほどほどに。
P1030976
body-1 body-2の貼り合わせですが、自分は今回body-1がbody-2の内側に入るようにしました。
内側になるbody-1はサインペンで引いた線の気持ち内側に折り目を入れました。
ここまでできれば八割方終わったようなものです。

【側板の縦補強】
細長いカット部分を670mmまたは675mmの長さにカット。bodyの一番広い部分が横に目が走っているため上下方向に押されると弱いため、縦に走った目の板を貼り付けて補強にします。箱の内側に貼るのと、中の底板をあとで敷くので680mmに対して少し短めにしておきます。
両面テープを貼って写真のように貼り付けます(内側に貼ること)。位置は適当(自分はだいたい三分割位置にしました)。

【body貼りあわせ】
底面が上になるように材料を組み合わせてみる。
位置合わせをして違和感がなければ。両面テープで貼り合わせる。
重なる部分がほぼ同じ寸法で作ってあるので外側の材料はもう片方の角まで届きません。
両面テープはそれを考えて貼ること。


【底を仮止め】
bodyを貼りあわせたら底面を折って合わせてみる。
内側になっている方の底面が少し長いはずなの4〜5mm端を落とす。
目分量、現物合わせで適当に。
合わせてみて違和感がなければ透明な荷造りテープ等で固定する。


【カドの補強】
「カドの補強」板に両面テープを貼り、底の角部分に貼り付けます。隙間ができないように、綺麗に貼ることが補強につながります。


【底面を外側から補強する板】
写真のように貼り付けます。両面テープをどう貼るかはご自由に。
たくさん使うと無駄に重くなるのでご注意。


【底面を内側から補強する板】
まず、箱の内寸を実測します。この場合235mmでした。
予定の部材をその寸ぽうで切り出します。
両面テープで底面に貼り付けます。


【フタ top】
フタの四隅を荷造りテープで位置決め固定します。
本体にかぶせてみてうまく入るか調整・確認します。
荷造りテープは縦になるべく短く使う。


【topのふちどめ】
フタの四隅をこの材料を使って固定します。
図では100mm幅になっていますが、実測すると95mmぐらいにしたほうがはみ出なくて収まりがいいはずです。
仮固定したフタの幅を実測して、それに合わせて材料を三分割したところに線を引きます。
両面テープで貼りあわせます材料はフタの下端に面一(つらいち)になるように合わせます。
しっかり貼り合わせれば、完成です。


【ひとまず完成】
P1040017
実際に自転車を入れて移動するにはもう少し加工したほうが使い勝手がいいです。

・フタが開かないようにすること+着脱可能キャスターで移動を楽にする
⇒ ABP-21101 マルチキャスター
ほぼ必需品です。箱自体が安く作れるので割高に感じますが、現時点でこれの右に出るアイテムはないと思うので一組買っておいてください。消耗品ではないので長く使えるはずです。もちろん自分も使っています。

・プラダンの折りに関して
プラダンの加工-曲げる|プラダンシート館

・塗装(われもの注意とか、Fragileとか、Bicycle in the boxとか書きたい場合)
プラダンの塗装について プラスチック用プライマー
必読です。プライマーしないと擦れただけでどんどん落ちてしまいます。

おすすめの追加工作については次の記事に掲載します。

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カテゴリー:HowTo タグ: ,
  1. めい
    2015/07/17 3:13 AM

    はじめまして。飛行機での輪行をすることになり、どうしたら規定サイズ内に収まるかと検索して、たどり着きました。
    なんとも、自作されているとは驚きです!
    とても参考にさせていただきました。(参考というよりこのまま真似させていただきます。笑)
    一つ、質問なのですが・・・この輪行ボックスには、自転車の前輪と後輪、両方外して入れるのでしょうか。(自転車はほぼ初心者でして、色々わからない事だらけで、かなりとんでもない質問をしているのではないかと恐縮です。)
    このサイトに出会えて大変感謝しております。

    • 管理人
      2015/07/17 6:37 AM

      前後輪、シートポスト外します。大抵の人は外さないと入らないと思います。
      ハンドルも右に切って、クランプ(ステムの前部分)をゆるめるか外して90度回転させます(外した場合はケーブルが許す範囲で縦にしてもイイ)。
      リアディレーラーも外したほうが移動中のダメージが少ないです。
      自分はフレームサイズが大きめのため、箱が細長くなり両輪を入れるとかなりキツイのでホイールは(ペラペラの)ホールバッグに入れて別に預けています。
      重さ(20キロとか23キロとか)制限がある航空会社の場合、荷物の個数は問われないところが多いので(要確認)2個に分けたほうが楽だしフレームにあたったりしないので経験的には悪くない判断かと考えています。

      フレームがそんなに大きくなければ、箱の長辺を縮めてその分幅を広げることでホイールを入れやすくなるので合わせてご検討ください。

  2. めい
    2015/09/13 11:49 PM

    管理人さま

    お返事がとても遅くなって大変申し訳ありません。
    丁寧なお答えありがとうございます。
    プラダンがなかったので、厚めの段ボールで作りましたが、クロスバイクだったのでやはりサイズが大きく、箱が膨らんでくれてギリギリで収まった感じです。
    超過料金は取られずに済みました。
    とっても厳しい航空会社だったらアウトだったかもしれませんね・・・。
    重さ制限(23キロまで)も個数制限(2個まで)も両方あったので(ANA国際線)どうにかして自転車は一つの箱に納めるようにしました。(ほかに預け荷物のトランクもあったので。)

    大変参考にさせていただきました。ありがとうございました。

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