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Archive for the ‘race’ Category

もしも弾丸ツアー 台湾KOM

LCC バニラ航空を使って 2014 台湾KOMを最短時間で参加するためのシミュレーション
バニラ航空のいいところは成田台北を一日3往復飛んでいること

ではどうぞ
1)11月14日金曜日 大会前日
ノーマル版 #1
JW101 NRT 0740 – TPE 1030
バスで桃園空港>台北駅 NT$125+NT$65
電車で台北駅>花蓮駅 NT$440
15時に間に合って、受付とパーティその他を終え自転車準備して食事、就寝

ノーマル版 #2
少し楽
JW101 NRT 0740 – TPE 1030
大きな荷物は空港で預け、タクシーで樹林駅へ
普悠瑪#426 樹林 1238 – 花蓮 1459 or 普悠瑪#228 樹林 1248 – 花蓮 1529 $469
受付とパーティその他を終え自転車準備して食事、就寝

エクストリーム版
JW103 NRT 1420 – TPE 1715
大きな荷物は空港で預け、タクシーで樹林駅へ
普悠瑪#442 樹林 1838 – 花蓮 2100 $469 / 普悠瑪#248 樹林 1908 – 花蓮 2135
※普悠瑪:輪行バッグは1号車、8号車の荷物置き場におく
※座席は人が来なければ、指定された席でなくても大丈夫(つまり1号車か8号車に乗る)
太魯閣号#288 桃園 2050 – 花蓮 2330 NT$506 輪行不可

※受付は誰かに代行を頼むか
※主催者に予めホテルに預けてもらいチェックイン時に受け取るべきものを受け取る

2)11月15日土曜日(レース当日)
ノーマル版
主催者バスをブッキング、ゴールから桃園空港まで移動 NT$2000
空港でパッキング、着替え、シャワー、食事など
日付変わって(11/16日曜日)JW100 TPE 0330 – NRT 0725

エクストリーム版
12時にはゴールし、予め頼んでおいたタクシーあるいは知人の車で高速鉄道台中駅へ(あるいは桃園空港)
高速鉄道台中>高速鉄道桃園駅(NT$765)
桃園空港から空港バスで桃園空港へ(近い、安い)
JW104 TPE 1755 – NRT 2200

ノーマル版なら時間的余裕もあるので一人での参加も可能ですね。48時間で成田-台北-花蓮-台北-成田できます。
バニラ航空

エクストリームの場合
バニラ航空 E

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2014 台湾KOM 当日ガイド

2014で3回目の参加になりますが、一貫して主催の中華民国自行車騎士協会さんの運営はナイスです。
しかも、年々良くなっています。外国人も割と安心して参加できます。
おもてなし感満載というわけではありませんが、レースを走るには十分なおもてなしです。

2012年からロードレースになってマウンテンバイク部門などはなくなりました。
スタートも宿泊施設がたくさんある花蓮になり、太魯閣の入り口(新城村)まで約15kmはパレードライドがおまけで付くようになりました。
しかし、時間制限は6.5Hと変わっていません。

2014年は、630スタート、1300ゴールクローズです(武嶺3275m)。2013年と同じ。
レース時間はスタート時間から6.5H。
計測は新城村の太魯閣大橋をわたって左折したところから始まります。
なのでオフィシャルの時計が出す記録はこのポイントからゴールまでの記録(86.7km)です。

台湾からの参加者は参加するための資格条件が厳しく、皆速い。
遅いのは自分を含め外国からの参加者多し。
2013年の経験では、集団走行怖いからと後ろの方に居ると最初のパレードライドで多めに時間を消費してしまいます。計測ポイントを何時に越えようとクローズまでの時間は6.5H(1300)と変わらないので、計測ポイントを早々に超えたほうが少しでも時間を有効に使えます。

とはいえですよ。先頭集団はプロ多しなので中盤あたりに混ざって接触事故など無いように最初の15kmの平地移動を終えるのが良いと思います。

先頭集団はゆるい上りは40kmオーバーで登っていくので上の下の脚でも早々に置いて行かれます。
とはいってもSR600で走る時と異なり散らばるとはいえ多くのライダーと一本道を走る旅を共有するので賑やかであることに変わりありません。ボッチ感は無いでしょう(多分)。
コース全図
このマップはこの辺を走るんだな程度に眺めておけばいいでしょう。西進していることは感じてもクネクネ走るので実際に何度か走っていないと自分がどのへんにいるかはよくわかりません。

【補給ポイント他】
大事です、しっかり把握しておきましょう。サイコンの距離で見るのも良いですが、高度で見たほうがいいかも。
1)西寶 Xibao(右)/ 46.1km 915m / 水・ポカリスエット
2)新白揚 Xinbaiyang(左)/ 64.8km 1644m / 水・ポカリ・バナナ・パン / トイレ / メカトラ
3)緑碧神木 Bilu Holy Tree(右)/ 79.4km 2150m / 水・ポカリ・バナナ・パン / トイレ / メカトラ / 足切り11AM
4)ガソリンスタンド(右)/ 90.7km 2374m /水・ポカリ・バナナ・パン / トイレ / メカトラ
5)大禹嶺 Dayuling / 94.9km 2565m / 補給なし・トイレ / 足切り12PM
補給ポイント他
補給ポイントの概要(2013年実績)
・4箇所あります。最初の西寶(しーばお)は水分のみです。左に大きくカーブしている右側の路肩でスタッフが渡してくれます。ポカリスエット、ウォーターと大きな声を出して受け取ってください。普通に市販されているキャップ付き500mlボトルに入っています。
2013は抑え目に走ったので確かここまでは2ボトルで余裕。ポカリスエットを受け取り一旦バックポケットに入れ、斜度の緩いところで開けて飲んだ。

・新白揚(しんばいやん)は右カーブを曲がってすぐ左手に小さめの駐車場があり、そこにスタッフがいる。
詳しく覚えていないけど、降りなかったけど止まってバナナを数本食べ、2本はポケットに入れ、ボトルの水を足したような記憶。自分はパンよりバナナ。補給されたバナナは美味しかった。
自前の補給食はブラックサンダーだったが、補給ポイントのバナナのほうが良い。重いので最初からバナナは積んでいかないけど。

・緑碧神木はきつい右カーブを登ったすぐの右手にある駐車場。SR600のPCにもなっている。足りないものは補給していこう。自分はなるべくバナナ補給をした。
補給食は新白揚まで保てばその先は補給ポイントの食料でまかなえると思う。
水分は西寶まで2ボトルが保てばその先は給水ポイントで足りると思う。

・2453m、左手にログハウスのような建物がある。トイレと展望台。そして過ぎるとすぐにトンネル。
トンネルを抜けると標高で200mほど下る。ウェットな天気ならジレかウィンブレを着た方がいい。結構体温を持っていかれる。2013は天気良かったのでむしろ気持ちよかった。

・下りきって登り返し、視界の開けたところ右側にガソリンスタンドあり。緑碧神木で補給していれば補給は不要かも。2013はスルーした。店でコーヒー、ちまき、カップ麺が食べられるがそんな時間の余裕は普通ない。

・左にある警察署を過ぎると大禹嶺(だいゆーりん)。左にゆるくカーブしている。ここは足切りゲートになっていて11時までに通過しないといけない。とはいっても実際には走りたいと意思表示すれば走らせてくれるらしい。遅さの限度はあると思うけど。実際に、ここを11時までに通過できないと時間内ゴールは難しい。
実質的には足切りポイントはここだけで、ここさえ越えればゴールまではまず走らせてくれる。走る力が残っていれば。なのでここを11時までに通過を当面の目標にするのがいいと思う。

コースガイド
・七星潭(しーしーたん)海浜公園(海抜0m)隣は海。ここをスタートすぐに左折。人数多いのに道も広くないので徐行せざるを得ない。そしていくらも行かないうちに右折。ここでも徐行。こんなところで事故ってられない。焦らず余裕をもって移動しよう。
コース
・9号線に出ると道幅広い上に、交通規制しているので貸切状態(右側車線のみ)で走れる。きついカーブも無い、集団走行なので軽くこぐだけで30kmオーバー。ぶつからないで進めばいい。
Y字路を左に大きくカーブするとコンビニやお店が出現する。ここが新城村。信号機を右に曲がると太魯閣大橋が見えてくる。いよいよレース本番が近い。
この太魯閣大橋、割りと登っています。ここでの頑張りは適当にしておくのがよろしい。
橋を渡ると左折。太魯閣渓谷へ向かいます。計測ポイントを通過して時計が動き始める。

・レース本番の最初は長いトンネル。オレンジ色の光の中を集団で走り抜けるのは異次元ぽくて素敵だ。
そして、それを抜けると歓声を上げたくなる太魯閣渓谷の入口が出現する。
素晴らしい景観美の中を渓谷を切り抜いて創った道路をクネクネと進む。斜度は時々高くなるが総じて大したことはない。レースを意識しすぎて舞い上がらず、クレバーに自分をコントロールして進み大禹嶺11AMをクリアしよう。補給ポイントをしっかり活用することはもちろん、その前に電池切れにならないよう補給食も食べながら行こう。

・台湾KOMのコースとしての本領はトンネルを抜けて200m下った後の登り返しから。残り約16kmを走り切るだけの補給食と水を確認して最後の補給ポイント「ガソリンスタンド」を利用するか決めよう。
補給ポイントを過ぎたらターボをONしていい。
LAST10km
・大禹嶺の計測ポイントを過ぎた途端に坂がきつくなる。あと10km。ここからはきつい坂しか無い。27.3%で300mというポイントも出てくる。ギアがなければ押して走ったほうが速くて(たぶん)体にもやさしい。
そこを過ぎても10%前後かそれ以上の斜度なので、きつい連続にしか感じない。
根性、気力、体力、意地、なんでも使えるものは使い場所がこの区間。残してもしょうがないので出しきってください。

・視界がひらけるポイントまで来るとゴールまで3kmほど。ただそこで感じる3kmは「まだ3kmもあるの!」かもしれない。視界がひらけるけど先の方は見ないほうがいいかもしれない。斜度で気持ちが折れるかも。

・ゴール手前200mほどだろうか、きつい上り坂に金属製グレーチングが10列ほど道を横切っているゾーンがある。上の方は路面がウェットだったりすると間違いなく滑る。
グレーチングとグレーチングの間に10cmほどのアスファルトがあるが混んでいるとそこを通れる確率は低い。
むしろ路肩の方が走りやすいかもしれない。「足をついたら死ぬ」教の信者はゴールを感じたら路肩へ車線変更をおすすめする。
もちろんグレーチングの手前で加速して惰性で超えることもできるが、グレーチングトラップは数メートルに渡るので難しいかもしれない。斜度もあるし。
ここまで来て落車をするのももったいないし危険なので、ヤバイと思ったら足をつくなり、押すなりしましょう。知らないと結構残念な気持ちになるので、グレーチングトラップは要注意と言っておきます。

・ゴールゲートをくぐると右の駐車場に誘導され完走メダルをもらいます。レースはそこで終了。
予め指示された場所(2013は2kmほど台中側に下った左手にある駐車場)にて預けた荷物を受け取ります。台中方面に下るバスをブッキングしている人はここで自転車をトラックに積んでもらいます。
3275mは天気が良くても寒いので、温かい衣服に着替えて下る準備をしましょう。
お疲れ様でした。

2014 我チーム(6名)は自転車8台、8人乗れる専用タクシーを友人に頼んで予約してもらいました(9000NT)。これで台北まで直行します。
2013までは高速鉄道台中駅まで主催者のバス(1000NT)を利用していましたが、料金が2000NTになり、さらに新幹線チケット(765NT)がかかること。他の人が揃うまでと自転車積み込みの時間。さらに台中で乗り換える手間と時間を考えるとゴールから台北まで直行で戻れるのはメリット大。人数がいるので出来る話ですが。

細かい部分の運営で異なる点はありますが、2013、2014(資料段階)を見る限り概ね上記のことは変わらないと言えます。参加を検討されている方や興味ある方は参考にしてください。

スタート地点
初めて参加すると、当日の早朝(まだ暗い)無事にスタート地点に移動できるかという不安がある。
かくいう我々も同様でありました。今ほどちゃんと地図とか公開されてなかったので更に良くわからなかった。
台湾にいる人なら七星潭でわかっても初めての外国人にはちょっとあれです。

しかし、オフィシャルのParkview Hotelに泊まるのであれば、その時間に大勢が移動し始めるので混じっていけばよろしい。体が温まる前に到着する距離です。
しかも、今なら地図も出てる。
スタート地点
2013の実績で言うと、荷物はホテルを出るときに主催者(2013は班ごとに担当者がいた)に預けスタート地点へ向かった。2014は受付でどういうシステムか聞くつもり。

最後に、太魯閣大橋あたりまでは交通規制をしていますが、そこから先はされていません。反対車線には時々ですが対向車が来ます。
ルールでも反対車線は走らないようにとあります。なので対向車が来ることを頭に入れて走らないと危険です。

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2014 台湾KOM 現地費用

参加する人もしない人も参考になれば
過去の経験からの動線から最低限で見ています
現地での食事、土産、携帯SIM代(300−500NT)は含んでいません

【弾丸ツアー的日程の場合】
11月14日(金) 台北入り
・桃園空港>市内(台北駅) 國光客運バス 190NT(大人125NT+大型荷物65NT)
・台北駅>花蓮駅(自強号=特急)440NT
・花蓮駅>オフィシャルホテル(Park View HOTEL)自走
11月15日(土)大会当日
・参加費 2000NT
・ホテル(2人で1部屋利用の場合)1900NT
・バス ゴール〜新幹線台中駅〜桃園空港 2000NT
・新幹線 台中>台北 765NT
・市内泊(台北駅周辺)ゲストハウス 700NT
11月16日(日)帰国
・空港バス 國光客運 台北駅>桃園空港 125NT

8120NT(約29,000円)

総額はこれに自宅から台北までの往復移動費用(LCCで3万円ほど?)と土産、お小遣い、現地食事代など(1万円?)です。全部入れて6.5−7万円で可能です。

P.S.
13日台北入りして前泊する場合は一泊追加 700NT(2500円)
13日深夜〜14日早朝台北着なら駅近くの仮眠できる漫画喫茶(Qtime)とか
計測チップの保証金1000NTを受付で徴収されます。ゴール後チップ返却で戻ります。

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台湾KOM 2014 概要

大幅に遅れたサイト(http://www.taiwankom.org/en/index.asp)での登録が9月15日にオープンになりました。
基本的には昨年とほぼ同様(時間も)の運営です。

なので経験者は余裕をもって参加できると思います。

以下、参加をお考えの方は参考にしてください。

【ざっと概要】NT=台湾ドル

・2カテゴリーになった(武嶺ゴール=2000NTと、DaiYulinゴール=最後の10kmなし 1500NT)

・ホテルが Park View のみになった(ASTARよりちょっと高いね1800円/人ほど)ツインで3800NT/部屋

・外国人定員150人(台湾250人)、合計定員400人

・ゴール後のバスが2コースになった+かなり値上げ(昨年1000NTだった)
1)ゴール>台中新幹線駅(18時)>桃園空港(21時)=2000NT
2)ゴール>Park View Hotel(18時)>花蓮駅(18時30分)=1500NT

・支払いがカードで可能になった(最後まで行ってないので未確認)

・個人、グループで登録できる

・登録時に、オプション(バス、ホテル、追加グッズ、KOMジャージなど)も選んで支払いへ行けるようになっている。
去年はオンライン決済ではなかったので、あとから追加変更ができたが今年はオンライン決済が行えるので、登録(入力)とオプション選択と決済を一気にやらんといけないかもしれない。

パスポート番号(ご自分の)
をお手元に用意してね

参加費に含まれるのは(去年と同じ)

記念Tシャツ、記念ボトル、ハンドブック、完走メダル、完走証、補給ゾーンでの飲食、昼食(ゴール後?のしょぼいあれ?)、ウェルカムパーティー

含まれないのは
計測チップ=1000NTデポジット(返却すると還ってくる)

105KM走って3275mまで登って…6.5時間(13時ゴールクローズ)

【日程】
11月14日(金曜日)13時@Park View Hotel 受付開始、15時〜パーティ
11月15日(土曜日)5時半@スタート地点サイン、6時半スタート、13時ゴールクローズ

以上

グループ(Audax SAKA BAKA)で申し込みしようと思っています。
混ぜて欲しいという方がいらっしゃいましたが、コメントでお知らせください。
定員もあるので早めのほうがいいですね。

昨年、フィリップさんが初音ミクのジャージで目立っていたので年齢や好みは置いておいて、初音ミクのオリジナルジャージを着てメディアに目立ってやろうと考えています。オフィシャルで撮影される写真の枚数も多い(はず)。ジャージの希望も合わせて表明いただけると助かります。2着以上の場合は数も書いてね。サイズは後で情報をアップしたいと思います。値段は13000円ほどとのことです。

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ロング系イベント in 台湾

その1)BRM1027台湾1000km(10月27日9AMスタート、75時間)
台湾で開催される初の1000kブルベ。
地元の友人からお誘いをうけていたので出走予定。申込も振込もお任せで楽をさせてもらっている。
台湾で初flecheも9月に開催で併せてお誘いをうけていたのだがそちらは辞退。

その2)Taiwan KOM Challenge(旧 太魯閣国際ヒルクライム)11月10日〜11日
KOM=King of Mountain(山岳王)
太魯閣国際ヒルクライムの翌日に日月譚ファンライドをくっつけ2日間のイベントとして以前より拡大して開催される。スタートも花蓮から離れた中学校スタートではなく花蓮空港の近くからで最初に平地を15km前後走るコースに延長され宿からのアクセスが良くなった。
昨年は向かい風の中全ての荷物を背負って20km以上を早朝から自走したが今年はそんな必要は無くなった。宿からスタート地点までは5-6km。荷物を背負っても行けるだろうし荷物だけタクシーで運んでもらっても高くは無い。
@HEIZOSUNに加えて自分も昨年完走はしたものの舐めてかかった姿勢を正し、きちんとリベンジを果たしたい。また、他にも長い坂に興味ある仲間も参加したいとのこと。
主催は台湾自行車騎士協会。昨年も直接申し込んだので今年も同様。このイベントに関しては別のページに情報掲載、情報発信していきます。

MAXXIS太魯閣国際ヒルクライム2011 実走(後編)

MAXXIS太魯閣国際ヒルクライム2011 実走(前編)からの続き

走り始めたものの、結構脚にきてるわ、まだ筋肉にエネルギーいかんわでまったりペースで回復を待ちながら無理せず進む。
レースを走っている意識は皆無。むしろ景観のいい場所をサイクリングしている感覚。
やはり前後に人は見えない。抜かれなくなったのでペースダウンはしていないようだが、かと言って前の人が見えてくるわけでもない。
まさに無心。絶景に時折心動かしつつ進む。
こんな自転車ライドいいねぇ。

たぶん、先頭では今頃熱い走りが展開されているんだろうな…とか、もしかするとゴールしているかも…と思い巡らして見たり。
@HEIZOSUNさんもゴールしているんだろうか…

しばらく走ったあと、トイレに行きたくなる。
そしてしばらく行くとガスって白っぽい空気の中、左手に立派な山小屋風のトイレ小屋が見えたので停車(多分70kmぐらいの場所)。
小便器のまえに立って、立ったまま軽く寝落ち。
さすがにこんなことは今まで経験したことない。
思った以上に疲れているんだと実感。

庇(ひさし)の下、休憩スペースのベンチで登山?ハイキングの男女がおやつを広げている。
つかつかと歩み寄り無言でそれをつかんで口へ。
自分にはそれを制止させないほどの疲労感オーラを出していたという自信はあったw。
次はりんご。
Are you tired?
見りゃわかるだろと言わんばかりにうなづく。
するとどんどん食べ物が出てきた。
りんご向いてくれるわ、夏みかん向いてくれるわ…
女の子3人に囲まれて夏みかん攻めに…

お腹も満たされて元気出てきた。
標高もだいぶ高いのか相変わらず霧っぽくガスっている。
名前も知らないこの登山グループにはお礼のしようもない。
ヘルメットを取って深々とアタマを下げる。
そして、日本語でありがとうございました。
加油!
もう、がんばっちゃうよ。おじさんは。

清々しく、食べ物以上の元気をもらった感じでペダルを踏んだ。
スピードもちょっとは回復したのか前のライダーが見えてきてゆっくりだが一人一人パスして行くことができた。
そして、いったんグワっと下がる。
正直やめて欲しいw。どうせ同じだけ以上を登り返さなければならんのだ。
ちゃんと見てなかったけど2ー300mは下っただろうか。
寒くしないように、転ばないようにスピードを落としながら下った。

そして、登り返し(ぐへっ=こころが凹む音)。
そして、ここからがタロコの本領。
今までと違って妙に坂がきつい。
ブルべ的我慢の走りで一つ一つクリアして行くが自転車で走るというより、登山してる感じに近い。
10kmを切ってロングライド的にはもう着いたも同然というところから地獄のようなコースの始まりだった。

それまで知っている激坂はあっても幾つかで距離も短い。
ここではくる坂、出てくる坂がきつい。しかも、どんどんきつくなる。
一体、いくつあるんだ?
どこまで続くんだ?
得体のしれない不安が襲いかかる。
先が見えていれば頑張れるかもしれない、しかし、それがまったく見えない。
見えないと頑張りきれない。

何度目かの坂をクリアしたあと、その先に続く坂(というか壁)が見えてとうとうココロが音を立てて折れ足をついた。
休む間もなく降りて自転車を押す。
押しでもかなりの斜度。
頭の中=一体ここはどうなっているんだ???

早く終えたい、早く先へ進みたい…ので斜度がゆるくなるとすかさず乗車。
当然だが乗車出来るところは押すより早い。
ゴールまで3kmのサインボードが道においてある。
「まだ、3キロ も あんのか!」(「も」に大きな傍点)

我慢は続く。
1.5kmほど手前で下るポイント、えぇ気持ち良く下らせてもらう。
ああ、ちょっとは距離を消化できる…
と喜ぶのもつかの間、お約束の登り返し。
あと一キロのコースが森林限界を超えたすっきりした山肌に見えた。
「むーりー、無理、無理」
あの先がゴールかよ…
最後の1キロがさらに半端ない。脚という脚から全てをそぎ落とさんばかりの強烈な坂。

乗車無理なところから再び押しました。
押す人々が点々とコースに沿って見えます。
ハイキングしている人のようです。
その中に頑張って乗車している@HEIZOSUN。
なんとか追いついて、「どうしてこんなところにいるの? なんかあったんですか?」
「いや〜落車して、少し休んでた」
そんな言葉を交わしつつゴールは乗車で通過。
いやー。終わった。
終わったけど、すごかった。

スタート前から脚を削るハンデをこしらえて、舐めてかかってハンガーノック。
いろいろと反省点が多い。
それにしても、とんでもないコースである。
フロントトリプルで足を着くなんて…考えたこと無かったよ。

景観、距離、標高、コース内容。実にextreme。
ヒルクライムがあれだけ人気の日本人の参加者があれだけとは正直信じられない。
他はともかく、太魯閣は走って欲しい。
太魯閣走ってから、他のヒルクライムを語って欲しい。
普段ヒルクライムは積極的に出ないけどさ、心底そう思うよ。
そして、山岳ブルべ好きなブル部仲間にも言いたい。
足つきなしで完走してみて。
可能なら、写真とか撮っちゃって余裕見せてw。

しばらく時間が経ってみて改めて足つきが悔しい。
ハンガーノックも不本意だ。自分の準備不足が原因だが。
来年はサラ足でスタート地点に立ち、補給食万全、80kmまで脚を温存してゴールをアタックしてリベンジを果たしたい。

脚に覚えのある日本のヒルクライマー、BRMerには是非ともその目で太魯閣を見て、その脚で太魯閣を走ってもらいたいと思う。
自分の脚で走れる喜びを再認識できる場所だと思います。

トップ選手メインの動画ですが、お薦めです

山本和弘さんのMAXXIS太魯閣国際ヒルクライムレース参戦記

2位 才田直人さんの太魯閣国際ヒルクライム

3位 矢部周作さんの2011太魯閣國際登山賽/タロコ国際ヒルクライム

Cyclingtime.com 2011年瑪吉斯太魯閣國際登山賽:完賽專訪 冠軍雙連霸范永奕

Cyclingtime.com(日本語)MAXXIS太魯閣国際ヒルクライム2011参戦レポート by Lee
天国…もしくは地獄へのヒルクライム

MAXXIS太魯閣国際ヒルクライム2011 実走(前編)

台湾の東海岸から標高3275mの武嶺(ウーリン)まで90kmを自転車で駆け上るヒルクライムにブルベ仲間の@HEIZOSUNさんと参加してきました。
http://taroko-hc.org/
http://bit.ly/uFdpRx

@HEIZOSUNのブログはhttp://roadracer.sblo.jp/

出走までのあれこれとか、レース後の台湾一周とか諸々トピックはありますが、あとで書くことにしてメインディッシュの実走の様子を記憶を頼りに書いておきたいと思います。


強風の向かい風、横風の中を重い荷物を背負って走り、もう少しでスタート地点を通り過ぎてしまうかもしれない危機もすんでの所で回避。時間ぎりぎりにスタート地点到着。
とりあえず、フロアポンプとドロップバッグ受付を探す。
交代で空気を入れたあとはドロップバッグだ。武嶺行きの受付を見つけて預ける。二人とも号砲がな鳴るまえに何とか間に合った。
それでも@HEIZOSUNはサドル高を調節したいとアーレンキー持ってないかとスタッフに尋ねてみるものの持っていない。自分もツール缶の中身はパンク修理関係のみ。
哀れ携帯ツールはドロップバッグの中である。

ともかく、二人揃って走れる状態でスタートラインに立てたことを喜ぶ。
海は荒れ狂い、ものすごい風だがそんなことも吹き飛ぶほどスタートに間に合ったことが嬉しかった。
明るくなりかけたなかでようやく周囲を見回す余裕ができる。
日本人の姿もちらほら。

そして、スタート!
一斉スタートで混雑する中、焦らず落ち着いて他のライダーと接触しないように周りに注意しながらスタートラインを超える。
コースはよくわからないので集団について行く。
一旦右へ90度カーブして大きな橋(太魯閣大橋)を越える。そして次は左へ。山の間から流れてくる川沿いに進んで行く。
ちょっとしたアップダウン、カーブ、トンネル、濡れた路面、上から落ちてくる水など集団の中で緊張しながら安全第一で進行。
調子悪くない。集団もばらけてマイペースで進みつつ先行者を見つけてはゆっくりパスして行く。

すでに明るく、周囲の景観は圧巻。ブルべなら迷わず停まってシャッターを切るのだが、レースだしそれが出来ないのが残念。
速く走ろうとすればきついけど、無理しないペースならブルべで山越えしていると思えばそうでもない。
だいぶ登ったかなと思ってGPSを見るとまだ800mを少し超えたところ。
まださらに2400mも登るのかと思い、もう見ないことにしたw。

調子変わらず、前後の人もまばらになり気分もムードもまさにブルべ。
まったく焦る気持ちも起きず、実にブルべなヒルクライムを楽しんでいる自分。
相変わらず目の前に展開する景色は素晴らしい、いちいち形容のしようがない。それ位スバラシイ。

しかし、そんな調子で走れたのも31km位まで。
速度が落ちる。ペースが維持出来ない。特に斜度がきつくなったわけでもない。
もしかしてガス欠?
メントスを食べ始めると空腹感スイッチがON。やーばい。どうにも腹が減った。
補給ポイントが待ち遠しい。

そんなことをしているうちに抜いてきたライダーに抜かれ始める。
ペース落ちを止められないのが悔しい。
そんな中、濡れた落ち葉を踏んだのか後輪がズルっと滑ってストンと尻餅ついて落車。
登りでスピードが出ていないのが幸い、立ちゴケに等しい。
面倒なのでそのまま座り込んで休憩。
Are you OK?と何人か声をかけてくれてパスしていく。手を振って大丈夫をアピール。

審判車が通りかかり、同じように声がけをしてくれる。
路面も乾いてきたので、前後のハネンダーを外し、ゴールまで運んでくれないかと頼んでみる。
快く受けてくれて再スタート。
登りのスタートで、サドルを押してくれる。
なんと、優しい。
頑張らんわけにはいかない。

じきに待ちに待った最初の補給ポイント(33km地点)。
で、バナナは?
と聞くが、ここは給水のみで食べ物はないと言う。
マジ?失意のどん底。まあ、自分が悪いだけど。
仕方ないので、ポカリ?みたいなスポーツドリンクを飲んで先を急ぐ。

よろよろと次の補給ポイント(50.4km地点)へ向かう。
その区間どうやって走ったか記憶がないが、かなり弱々な状態だったことは間違いない。
ある意味我慢の走り。
次の補給ポイント到着はゴールしたように嬉しかった。
自転車を停車しているバスに立てかけてバナナに向かう。もうバナナしか見えてない。慌てて2つほど口に入れ、数本抱えて駐車場の端に腰掛けて改めてゆっくり戴く。
あーやっちゃったなぁ、ハンガーノック。
ここまで持つと思ったけど、全然だったなぁ。
…などと半分ボーっとしたアタマで反省。

バナナを食べ終え、次はパンが入っているらしき箱へ向かう。
立ったまま数個食べたあと数個抱えてもといた場所へ。
水で流し込みつつ食べきれなかった分をポケットへいれてようやく再スタート、こんな風に休んでいるのは自分一人。あとは脚が攣ったのかマッサージを受けているライダー一名のみ。
まあ、レースだもんねw。
補給している人だってほとんどは止まらずにスピードダウンして補給食を受け取るとそのままダンシングで進んで行く。
ああ、やっぱりブルべじゃないんだなコレ。

精神的虚脱状態から抜け出てやや正気が戻ってきたので再び自転車にまたがり出発。(つづく)






写真は中華民國自行車騎士協會の許可を得て転載しています。
オリジナルの写真は http://bit.ly/t2d9wW