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輪行ボックス トップチューブ520の例(PPテープ版)

ブログで紹介させて頂いているサイズは自分用(トップチューブ560ぐらい)を例にしています。
2015年11月に自転車仲間のサイズに合わせたバージョンを一緒に作りましたので参考までに、その時引いた寸法を掲載します。

その御方のフレームはトップチューブ520(ホリゾンタル)サイズです。
ステム長はおそらく100〜110。ハンドル幅は芯々380で、ハンドル外すことなく(緩めて回転は必要)箱に入るとのこと。
PP版とはPPテープで貼り付ける(両面テープを使わない)バージョンで、いざとなればPPテープがあれば現地でばらして板状にして薄っぺらく場所を取らずにしまうことができるよ‥ということです。
そして再び使うときにはPPテープで再度組み立てます。

その後、その御方は2回(海外輪行2往復)使って、改善点も見えてきて情報を共有してくれているのでその辺を加味したものを修正、加筆して行きます。
現時点では、サイズの参考してもらいたく初版を掲載します。

プラダン輪行箱は基本的に自分のフレームサイズに合わせて作るのが理想であり、基本です。
高さはホイールサイズ(最低でも660は必要でしょう)に制限されるので、長さと幅を全体で203cm以内に収まるように(完成外側のサイズですよ)調整して下さい。
幅が広ければホイールを入れるのが楽になります(自分の場合は長さがあるので、その分幅が狭く割りときつい)。
ただ、幅が広くなるとその部分の剛性が落ちる(作ればわかります)ので、内側(あるいは外側からの)補強が必要です。
補強については加筆する際に触れたいと思います。

まず、自分の自転車のサイズを採寸しましょう。
560を越えない場合はFフォークの先からRDを外したエンド金具までの長さを測ります。
それを基準に203cmを越えないサイズで幅を決めましょう(203-66-そのサイズ)。
現実的には作るとプラダンの張り合わせで若干大きめになるので200cmから「高さ(例、66cm)」と「実測して決めた長さ」にすると良いと思います。

TOP 520用

203PP版_1030x280x660 (PDF)

プラダン輪行ボックス 203cm簡易版・作ってみた

図面は一つ前の記事の通り(現在はv2に差し替えています)。 ほとんど違いはありませんが、写真は初版で作っていますのでちょっと違う部分もありますが、ご理解ください。

材料の切り出し
⇒プラダン(182x91cm、4mm厚)に線を引いて実線部分をカットします。 ボディ部は全く同じものを2セット用意します。 左下の50mmが3個重なっている部分は補強のための三角柱です。

補強板貼り付け
「ボディ側面の縦方向補強」パーツを切り出し、680mmより少し短くカットします。 それをフチから50mm内側に両面テープで貼り付けます。
⇒この補強板は「のりしろ的な部分」をもう一個のボディ部と接合するときに位置決め&ストッパー的な役割を果たし、同時に縦方向の補強にもなります。
実際にやるとわかりますが、ボディ部を2枚貼り合わせる際に貼り合わせ位置を保持したままテープで留めるのは結構難しい。ガイドにもなる縦方向の板がストッパーになることで固定するのが大変楽になります。
写真では後から気づいて貼り付けたのですでに付いた状態でありますが、先に貼り付けて楽をして下さい。 「うぃぐる」ステッカーが貼ってある部分です。両面テープ(薄いタイプ)はダイソーで買ったものです。

次にボディ部左下の三角柱(50mmが3つ重なっている)の折り目を付けます。 2枚ともやってください。

ボディ部2枚を貼りあわせます。遊びがないようにしっかり貼りあわせてください。

三角柱を完成させます。写真を参考にしてください。

折り目を付けた底部の50mm部分を合わせて真ん中で折り込み、写真のようにテープで貼りあわせます。 両端の三角柱と真ん中の出っ張りが支柱になり強度アップになっています。底部の真ん中の出っ張り部分はフレームを入れるときに邪魔になるようなら左右に広げても良いです。

縦方向の補強パーツを内側の高さに合わせてカットし、両面テープで中央部分に貼り付けます。 P1040486 これでボディ部は完成。 次に、フタ部分と補強パーツを切り出し、折り目を付けてOPPテープでフタを完成させます。

補強パーツは三角柱にしてテープで留めておきます。 フタを裏返して真ん中辺りに置き、ボディ中央部の補強板の位置でマーキングします。 OPPテープなどで固定します。左右のスペースが均等になるように注意してください。

フタを被せて完成です。 左右2個ずつ、適当に位置に把手穴を開けると便利です。把手穴の周りは余ったプラダンを貼り補強するとなお良いでしょう。 P1040493

組み立てはOPPテープなので、テープを剥がすとボディ部(2)、フタ部(1)の平べったい3つのプラダンに戻ります。重ねて収納すればかさばりません。 再び使用するときは手順に沿って再び組み立てください。

ちなみに、実測サイズは106x69x27(202)cm、重さ1830g。
P1040507

仕上げ
把手穴は自分だけでなく荷物を扱う航空会社の人にも優しいので付けましょう。
大きさ、位置は各自でご判断ください。

把手穴は上の部分を残して内側に折り曲げることで手が痛くならず、箱も傷みにくいのでオススメです。
自分は折り込んだ内側を両面テープで留めています。

取り外し可のキャスターを付けてみましたが、やはり補強のない底は少しフワフワした感があります。
大丈夫と思いますが、気になる人は底部分に余ったプラダンを外側から補強してもいいかもしれません。

穴あけは線を引いた後カッターを突っ込めばいいですが、ダイソーで買った10cm幅の金属ヘラをバーナーで熱して開けると楽です。趣味の問題ですが。

あとは写真で

おまけ
横積みで真ん中に重いもの載せられたらフレーム、ホイールが痛むかも…
潰れるまで上に何かを載せられることはないと想像しますが、あると少し安心かもグッズ。
プラダンの切れ端でチャチャッと作れます。クックパッド並です。
両サイドの板がゴムでつなげてあるのは荷物の間を通しやすくするためです。
あとは写真でどうぞ

あとがき
自転車を飛行機に積んで海外を走ろうと思わなければまず不要な品です。
初めての飛行機輪行は台湾で購入した折りたたみ小径車(20インチ)を持ってタイ・香港に行った時。
特に深く考えず、ペラペラの輪行袋に少しクッションを巻いた程度。
扱いも悪くなかったこともあったのか無事に往復できた。

その後は2011年PBP。韓国(インチョン)、モスクワで乗り換えもあり、Wiggleでdhbブランドのソフトバッグ(大きいけど安い=約8000円)。クッションもそれなりにあって入れやすかったがなにせ重い。バッグだけで7kg。
それでもカーボンフレームを入れるノア心配で、万が一を考えてアルミフレーム車で。

バッグだけで7kgはちょっと重すぎる。入れやすいが大きさも多くの航空会社に対応できる203cmをはるかに超えてしまう。

その後、台湾へ行った時はGIANTのクロスバイクが入っていた箱を某スポーツデポで分けてもらって2回ほど使ってみた。軽いが濡れるとアウト。湿度高い時期は強度も心配。結局OPPテープでグルグル巻きに。
サイズが選べないので自分にはちょっと狭い。ホイールを入れるのに苦労したりフレームに傷を付けてしまったり。
QbicleのEco Trollyは台湾のサイクルショーで見て、その場で購入。ダンボール輪行だったので早速使った。

ネットでプラダンを使った箱を知る。
ものの割には値段が高い。更に外側を包むバッグを入れると重量増になる(費用増も)。
試行錯誤を兼ねて一個作ってみた。それは航空会社を選ぶけど入れやすさを優先して203cmオーバーサイズ。
自前のキャスターも付けてみたが、キャスターを付けることで底にコンパネ(肉抜き済み)を敷くなど4kgはあったように記憶。その後、数回使用しているうちにコンパネ割れる。
ただ、プラダン輪行ボックスの使い勝手やコストには十分満足。

LCCなども飛び始めサイズ制限203cm、20kgが自転車輪行でも抑えこみたい大きさになってきた。
ハンドルは外さずに済めばそれに越したことは無いのであるが、203cmでそれは無理(特に自分のようにトップチューブ565cm以上なら尚更)。
どうせ外すなら203cm版をと作ってみたのが簡易版じゃない方。

以前から使わない時コンパクトに収納したいというニーズは聞いていただ、田舎住みでは切迫したニーズでもなく。
両面テープで貼りあわせている部分をベルクロを使って貼り合わせるのも可能は可能だが、そこまでして(費用アップ、手間アップ、で強度はどう?)やるべきか一歩踏み出せずにいたわけです。

基本的に、
補強する=材料増える=重くなる(=作る手間増える=複雑になる=故障の原因になる)=コスト増

バッグでも箱でも使えば痛みます。そういう意味でプラダン輪行ボックスも消耗品です。
現実的にその消耗品にいくらかけますか?…ということなのですが、
自分の中では1回(一往復)1000円。できれば500円で償却できれば十分と思っています。
キャスターセット Eco Trolly(Qbicle)はほぼ傷まないので除きます。
箱だけなら材料費でせいぜい2500円。5回使えば十分です。経験からもそれくらいは持つでしょう。

自分の場合、
・自転車を傷つけずに安心して運べる
・軽い
・5回は使える
を満たせば良く、平地の移動は後付キャスター(1kg)=Qbicleの製品でOK。
把手穴を付けることで階段もゆっくりなら移動可(なるべくエレベーター、エスカレーター使う)。
それ以外の荷物はキャスター付きリュックに収納して両手を開けています。

24cm幅がアレばホイール2個は入ると思います。入れるときはホイールバッグに入れてから入れると良いと思います。
あと、無理っぽい、きついということならホイール一個はホイールバッグ入りにして別に預けるのもありです。
荷物の数が増えると別料金という場合は工夫して箱に入れたいところですが、経験上多くは重さ制限のみで数を制限しない航空会社も少なくありません。事前に確認を。

自転車を入れて、工具など手荷物で機内に持ち込めないものも箱に入れます。
チェックインまでの移動で重いものなども入れておきます。
どの荷物までで20kg(あるいは23kg)かは家で事前に確認、把握しておきます(大事ですよ)。
チェックイン前に制限重量あるいはそれ以下にして預け、それ以外の荷物はキャスター付きリュック(機内持ち込みサイズ)。普通10kgまでOKですが、それ以上になってしまう場合は、着れるものを来て搭乗。
席について脱ぐ作戦。
事前に荷物の重さを確認するのは超重要ポイントで、空港のロビーでお店を広げるのはイカンと思います。
荷物多くても移動はスマートでないと。

プラダン輪行ボックス職人のように思っている人も居るようですが、今までに作った輪行箱は3個。
203cmは作ってみて思いましたが、良いサイズです。大きいけど大きすぎず4mmプラダンで作ってもしっかり感がある。
大きいとブヨブヨ感は否めないが、それはあまりない。

OPPテープでどうかな?
と作る前は思っていましたが、ダンボールと違って表面がつるつるしている分テープの接着がしっかりしていて不安はありません。薄いテープですが、一往復分(あるいは片道)は十分持つでしょう。
底の形状、三角柱を使った底の角の補強、フタの中央部の補強は新しい試みですがGoodです。
今後作るバージョンでは標準としたい仕様です。
テープ剥がせば主パーツは3個というのもシンプルでいい。

大事な機材を飛行機で運ぶのは不安がありますが、こんな工作が自転車ライフのお役に立てば幸いです。

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プラダン輪行ボックス 203cm簡易版

前出のプラダンボックスは一度作ると畳んだりできないため保管するのにかさばります。
年に何回も使うわけでもないそういったものに場所を取られるのも生活事情によっては鬱陶しい問題です。
田舎に住んでいるので個人的には切迫感がありませんが、視点を変えてもうひとつのバージョンを考えてみました。
・軽い(前出より材料がちょっと少なくて済む)
・飛行機輪行で十分な保護能力を確保する
⇒航空会社の扱いにもよります。前出版とそんなに変わらないかも。
フラットになります
・組み立ては「荷造りOPPテープ」
⇒薄い材質ですがプラダンと相性はいいです
⇒何をつかっても自由ですが、布製テープ(ダクトテープ)は剥がした時にノリが残る。
重い。暑いと剥がれやすい、ずれやすい。とこの件には向いてないように思います。

目的地に付いて、開梱し、テープをすべて剥がせば平べったいプラダン板に戻ります。
厚みは3パーツで16mm(計算上)と極めて薄い。
一人暮らしのワンルームでもトイレの壁に立てておけば生活を圧迫することはないでしょう。

これもQbicle Eco Trolly(ABP-21101 マルチキャスター バイクポーター用)と併用するのが良いと思います。コロコロで移動できるのは便利です(重さは+1kg)。

能書きはこの辺にして、プラダン(182x91cm)を次のように切り出します。破線は折り目。
2.5枚使いますが、面積的には2枚弱。1枚=1kgなのでOPPテープ分を加えても完成状態で2kg前後かと。
プラダン輪行ボックス 203cm簡易版 v3:PDF
203PP版v3

1枚目は同じものを2つ作ってください。なので2枚目の図は省略しています。
JR東日本のコインロッカーサイズに入るかどうか、微妙です。
その辺は作った人が一部切るなり貼るなり工夫してください。切っても両サイドからOPPテープを貼ればそれなりです。
P1040443

フォークエンド、リアエンドの固定小物の製作もブログのどこかに書いていると思いますが、結構使えるモノです。
箱を作って実際に使うまでに作って使ってみてください。衣服や他のもので緩衝材にするよりずっと実用的で安心です。

箱のサイズ(追記 2014.OCT.14)
貼ってある図の寸法は自分の乗っている自転車のフレームサイズを元に作ったものです。
1) GIANT DEFY ADV2 トップチューブ565mm
2) Boardman CX PRO トップチューブ565mm
1050x680mmという大きさはギリギリです。ハンドルは外しますが、最小幅が20cm。
幅は少し余裕がありますが、ホイールを入れると余裕はありません。

大多数はこのサイズで余裕で入るのではないでしょうか。人によってはハンドルをはずさなくても右に切ってクランプを緩め90度下げれば入ってしまうかもしれません。

ホイール(タイヤ付き)を入れるのであれば高さの680mmはあまり削れないと思いますが、長さや幅は自分のフレームに合わせたサイズにした方が良いですよ。大は小を兼ねる、といいますが小さいほうが移動時に楽です。箱もその分軽くなり僅かでも剛性はアップします。
ここで紹介したサイズは大きいサイズの一例ということでご理解ください。

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【大きさ】プラダン輪行ボックス【203cm版】

203cm版の大きさがどんな感じか、車に載せてみました。

プラダン輪行ボックスは数エントリー前の203cm版です。
車は最新型ではない軽乗用車スズキのMRワゴン。
見た通りの形のボディです。

ピッタリサイズで車載できます(縦でも横でも)。
2人乗車、2個乗せも十分可能です。ということでご参考まで。
普通乗用車なら余裕で載ると思います。

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プラダン輪行ボックス 追加工作

【とっ手穴とマルチキャスター用の穴】
・把手(100×40)
・マルチキャスターのベルトを通す穴(70×15)

左右に2個ずつ合計8個の穴を開けました。

【フタの補強】
フタ部分の横方向の補強をするため、写真の矢印の方向の目の板を貼り付けました。

小物類の接着は薄手の両面テープを使いました。


【マルチキャスター(Qbicle)】
今回も輪行ボックスも実使用時にはマルチキャスターと組み合わせて使うことを前提にしています。
ひとつはフタ部分の固定
もう一点はキャスターによる転がし移動
を行うためです。
数年前のサイクルショーでデモ品を購入して早くから手元にあったので当初から使っています。

たまたま輪行ボックスで使っていますが、この製品は大きい箱にキャスターを付けて移動を楽にするアイテムです。
馴染みのない人も多いかもしれないので以下写真付きで紹介しておきます。

構造はいたってシンプル。重さは1kg弱。価格は日本でASAHIのACORブランドで6000円弱のようです。
・5cm幅の長いベルクロ(バックル付き)
・脚の部分になるプラスチックの台座(キャスターの着脱ができる)
・キャスター4個
・収納袋
基本的には台座を下にして巻きつけるだけ。台座の間隔はベルクロで調整できます。

キャスターは一般的な市販品のように見えます。
台座の溝にキャスターをスライドしてはめるだけ。
奥まではめるとロックが掛かり外れません。
ロックを押して手前に内側にスライドすれば簡単に外れます。
箱を立て、あるいは横にして4個のキャスターを外すのに1分もかかりません。
空港までキャスターを付けた状態で移動し、外して収納袋に入れ、手荷物あるいは箱のなかにしまうにも時間がかからず便利です。
台座の付いたベルクロはそのままで預け荷物とします。

輪行ボックスが材料費も安上がりでできるのに比べると割高感は否めませんが、これは1セット購入しておくのがオススメです。
台湾ではQbicleという名前で売っており、ACORのマルチキャスターはOEMです。
前作では据え付け式のキャスターを取り付けましたが、なんだかんだ結構な重さになります。
箱部分は5往復も使うとそれなりに傷んでくるので(使えますが)そもそも消耗品。
マルチキャスターはあまり痛むところもなく、消耗するかと思ったキャスターも全体で20kg程度とそんなに重くないせいかあまり痛みません。

【小物いれ】
箱はできて、自転車も入れてエンドの固定も出来ました。
ホイールはスキュアーを抜きホイールバッグに入れてから入れると他のものが汚れにくい、フレームを傷つけにくく、現地についてからも使えて便利です。
あとはシートポスト付きのサドル、ヘルメット、シューズ、工具、衣類を隙間に詰めます。
衣類は緩衝材の役目も果たしますが、レジ袋に入れて放り込んでおくだけでは他のものは搬送中に中で移動したりします。
工具など硬いものはフレームにあたったりすることもあります。

フレームとホイールが入ってもよく見ると箱のなかにはまとまった空間があります。
ひと手間かけてダンボール(プラダンでも良い)を加工するなどしてその隙間にはまる形の小物いれ(収納箱)を作りましょう。
写真はシートステイと箱の隅の空間にちょうどはまるサイズ、形の収納箱です。


廃材でやっつけで作ったため見栄えは悪いですが、これを使うことで細かいものを袋に入れる手間と重さが省け、入れるだけなので梱包時間も短縮でき、物の移動もなくなり、ピッタリサイズなのでフレームが箱のなかで微動するのも防げます。
緩衝材=重量増です。
緩衝材を収納スペース化することで課題をメリットに変えられますので各自お試しいただければと思います。

ちなみに、203cm版輪行ボックスの重さはマルチキャスターを含めて約3.5kg。
両面テープを多用しても4kgは超えないはずです。
(完)

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プラダン輪行ボックス203cm 作り方(例)

まず材料と道具を準備します。図面は一つ前の記事を参照のこと。
【材料】実質、税込みで約1550円
・プラダン 4ミリ厚 2.5枚(先の記事の通販がおすすめ)
・両面テープ(今回も自分はダイソーの両面テープx3個使いました、写真は記事中に掲載)
・透明な荷造りテープ

【道具】
・カッター(よく切れる、大きめ)
・油性サインペン(線引き、マーク)
・巻き尺、定規(30cmのと長いのとあると便利)
・大きな少し厚い紙(大きいカレンダー、ポスター)ケガキに使います

プラダンと両面テープが揃えば半分終わったようなものです。

大きな材料にいちいち尺をあてて印を付け線を引くのは時間がかかり間違ったりもします。
自分は木材の端材を使うことが多いですが、写真のように古いポスターを29cm、24cm、12cm、10cmで切り出しておきます。プラダンは182cmx91cmのはずですが、完全な長方形ではなく少し歪んでいたりします。巻き尺を当てて一応チェックしておきましょう。

平らなところ、なければコンパネを敷いた上にプラダンをおき、図面の用にbody-1 body-2を切り出す線を引きます。
カッターを当てるときは、長尺の定規を当てて軽く引きます。1/3も刃が入っていれば2つ折りにして谷部分に軽くカッターの刃を当てて切り離すことができます。

次に、body-1 body-2に24cmと12cmの紙を当てて線を引きます。
「カドの補強」となる部分を切り取ります。カッターの刃は垂直に。

次は折り加工です。目に対して垂直に折る部分は定規を当て、鋭くない金属片(食器ナイフの背、大きいスプーン)で定規を当てて傷をつけていきます。傷がついていればOKなので力いっぱいやらなくても良い。
傷がついた部分を谷折りになるように力を徐々にかけて折り曲げます。
目に沿った折は定規を当てて曲げればいいだけなので特に何もしなくても良い。

【余談】
プラダン加工の工場では折り目に対して熱を加え内側の部分が接着したようになっているのを見て、真似てみようとしたのが次の写真。バーナーで金属ヘラ(ダイソー)を熱して一度折った内側に適度に差し込んで(当てて)みました。
加減が難しく、やり過ぎると切れてしまいます。うまく当てると90度を保ち内側が溶けた材料で融着しています。
道具がアレばやってみてもいいと思いますが、切れっ端を使って何度か練習してから本番でやるようにしましょう。
あくまでも余談なので普通に折るだけで十分な強度の輪行ボックスができます。

目に対して平行な折り目はこの時点で折らなくても良し。
垂直に折る部分だけしっかり折っておきます。何度も折ると弱くなるのでほどほどに。
P1030976
body-1 body-2の貼り合わせですが、自分は今回body-1がbody-2の内側に入るようにしました。
内側になるbody-1はサインペンで引いた線の気持ち内側に折り目を入れました。
ここまでできれば八割方終わったようなものです。

【側板の縦補強】
細長いカット部分を670mmまたは675mmの長さにカット。bodyの一番広い部分が横に目が走っているため上下方向に押されると弱いため、縦に走った目の板を貼り付けて補強にします。箱の内側に貼るのと、中の底板をあとで敷くので680mmに対して少し短めにしておきます。
両面テープを貼って写真のように貼り付けます(内側に貼ること)。位置は適当(自分はだいたい三分割位置にしました)。

【body貼りあわせ】
底面が上になるように材料を組み合わせてみる。
位置合わせをして違和感がなければ。両面テープで貼り合わせる。
重なる部分がほぼ同じ寸法で作ってあるので外側の材料はもう片方の角まで届きません。
両面テープはそれを考えて貼ること。


【底を仮止め】
bodyを貼りあわせたら底面を折って合わせてみる。
内側になっている方の底面が少し長いはずなの4〜5mm端を落とす。
目分量、現物合わせで適当に。
合わせてみて違和感がなければ透明な荷造りテープ等で固定する。


【カドの補強】
「カドの補強」板に両面テープを貼り、底の角部分に貼り付けます。隙間ができないように、綺麗に貼ることが補強につながります。


【底面を外側から補強する板】
写真のように貼り付けます。両面テープをどう貼るかはご自由に。
たくさん使うと無駄に重くなるのでご注意。


【底面を内側から補強する板】
まず、箱の内寸を実測します。この場合235mmでした。
予定の部材をその寸ぽうで切り出します。
両面テープで底面に貼り付けます。


【フタ top】
フタの四隅を荷造りテープで位置決め固定します。
本体にかぶせてみてうまく入るか調整・確認します。
荷造りテープは縦になるべく短く使う。


【topのふちどめ】
フタの四隅をこの材料を使って固定します。
図では100mm幅になっていますが、実測すると95mmぐらいにしたほうがはみ出なくて収まりがいいはずです。
仮固定したフタの幅を実測して、それに合わせて材料を三分割したところに線を引きます。
両面テープで貼りあわせます材料はフタの下端に面一(つらいち)になるように合わせます。
しっかり貼り合わせれば、完成です。


【ひとまず完成】
P1040017
実際に自転車を入れて移動するにはもう少し加工したほうが使い勝手がいいです。

・フタが開かないようにすること+着脱可能キャスターで移動を楽にする
⇒ ABP-21101 マルチキャスター
ほぼ必需品です。箱自体が安く作れるので割高に感じますが、現時点でこれの右に出るアイテムはないと思うので一組買っておいてください。消耗品ではないので長く使えるはずです。もちろん自分も使っています。

・プラダンの折りに関して
プラダンの加工-曲げる|プラダンシート館

・塗装(われもの注意とか、Fragileとか、Bicycle in the boxとか書きたい場合)
プラダンの塗装について プラスチック用プライマー
必読です。プライマーしないと擦れただけでどんどん落ちてしまいます。

おすすめの追加工作については次の記事に掲載します。

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プラダン輪行ボックス203cm 第2版

2014年 台湾KOMが11月15日に開催されます。 現時点で Audax SAKABAKA チームは日本から5名参加予定。 お仲間の一人が203cm制限の航空会社で移動するので製作挑戦するとのこと。 自分もいい機会なので203cm版を作って使ってみようと思います。 基本的には以前の記事内容と変わりませんが、もう少し丁寧に書いた図面(っぽいもの)を描き直してみました。補足「底面を内側から補強する板」の短編は240ミリです。 PDFファイル : box203cm_v2 box203cm_v2 プラダン2.5枚で収めました。 特に無理せず、補強板も取れるようにしたので強度的にもこれで十分だと思います。 近くにスパービバホームがありますが、通販で買ったほうが安いのでここから購入しています。 4mm厚が5枚 2625円(税込み・送料無料)。 5枚で2個作れます。 お彼岸の休み中に作り上げる予定なので、写真や製作過程などこの記事に追加で掲載します。

完成しました。集中して作れば4時間ほど、ゆっくりやっても一日仕事で出来上がります。
P1040017
出来上がりサイズは26.5cmx107.5cmx69cm(実測)=203cmとセーフです。
トップチューブ565mmのGiant DEFYはさすがにハンドルを外さないと入りませんが、以前作ったハンドルはずさないバージョンに比べて小さい。
小さい分、剛性もありなかなかしっかりカッチリしている印象です。やはり移動する荷物は小さいほうがいいですな。
プラダン2枚半を使い少し残る程度で無駄もなく良い出来です。
Qbicle(ASAHIのマルチキャスター)を使う前提ですが、安心して運べます。

実際の製作手順は写真たっぷりで次の記事に書きますので参考にしてください。

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