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プラダンで輪行ボックスを作ってみよう【203cm版】

(その3)でハンドルを外さない(前後輪、シートポスト、RDは外す)を作ってみようと切り出し図を描いてみたら、予想以上に大きい箱になることがわかって実践するのに躊躇しています。

平行して、別ブログに飛行機輪行のページをこしらえたので、多くはありませんが、預け荷物の大きさ制限が203cm(3辺の和)の航空会社を利用する場合の輪行ボックスの切り出し図を描いてみました〔203cm制限=JAL、キャセイパシフィック、全日空<スポーツ品扱いで203cmまでOK>など〕。

余白がそれなりにあるので、底の補強やフレーム固定するための緩衝材に利用して下さい。
自分も材料が到着したらコレは作ってみようと思います。Giant M/Lサイズのロードバイクを実測して描いたので、まぁ普通の方であれば入るサイズだと思います。
(ハンドルはクランプで外す、前後輪、シートポスト、RD、ペダルも外します)

ご自身のロードバイクを実測してサイズ変更すれば、ジャストなサイズになるでしょう。

小さくする場合、203cmより余裕ができれば、その分を幅(ここでは240mm)を大きくするとホイールを入れやすくなります。また、立てたときに安定します。

フタ、底部の固定と移動のためのキャスターは、Qbicle…(その2)で紹介しています…の使用を前提にしています。

輪行箱203cm
クリックするとPDFファイルを表示(あるいはダウンロード)します

PDFファイル:輪行箱203cm.pdf

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プラダンで輪行ボックスを作ってみよう(その2)

自転車のダンボール箱は無料で入手できて軽量なので使い捨て輪行箱として便利ですが、水を吸いやすいので一旦濡れるとどうにもなりません。旅先で改めて箱を入手したりすることを考えると軽量でしっかりした、濡れても大丈夫な箱を使った方がトラブルにならずにお薦めです。
作り方にも寄りますが、ご紹介した箱は充分丈夫だと思います。

さて、その2=改良型です。

・キャスターはQbicleという製品を使う。日本ではサイクルベースあさひブランドのOEM品が入手可。ここではQbicleと呼ぶことにします。
1セット約900g。

・フタを2つ作り、フタと底とする。

・ボディ部分の貼り合わせを両面テープではなく、ベルクロを使うことで分解可能になり、使わないときは畳んでおくことで収納スペースを小さくできる。

・プラダンシート3枚で3kg、Qbicleが900g、ベルクロと両面テープなどを入れても(その1)より軽量化できる。完成重量で約5kgと予想。

・Qbicleのベルクロ部分が当たる角の部分には補強の為にプラダンの切れ端を貼り付けるか、(その1)写真の様に角を保護するダンボールやプラスチックのL字パーツなどを貼り付けると傷みにくいです。要はベルクロで締めつけることで力の掛かる部分を補強できれば良し。

その1で書きませんでしたが、プラダンシートは筋に沿って折るのはかんたんですが、筋に垂直に曲げるのは少し大変です。文章で書くと旨く表現できませんが、
1)谷折りする部分をマジックで線を引き
2)線に沿って、先の丸い金属棒(スプーンの柄とか)で(ガリガリ)凹みを付ける
  本当は熱を加えて曲げることで強度も出るらしいが、所詮消耗品で有り永久に使えるものでも無いので一回1000円で償却するものと割り切ってしまえば、スプーンを使って曲げるので充分ではないでしょうか。仕上がりの美しさには欠けますが、強度的にも充分です。

サイズを変更するのが面倒だったので、寸法はそのままとし、フタを2つ作る切り出しは以下の通り。
輪行箱2nd
画像クリックでPDFファイルの表示(あるいはダウンロード)

PDFファイル:2nd_model

フタはAとBを使って作りますが、2つ作ることでもう一組のAとBが必要です。図には描いてませんが、bodyを切り出した残りが幅90mmで余っています。コレを2つ使い、フタ(あるいは底部)を作ります。

bodyを狭い面で貼り合わせ(両面テープ、またはベルクロ)、底部の上に乗せます。
底部は(その1)のフタのベルクロと同じように4カ所で動かない程度に留まっていればOKです。

自転車を入れ、隙間にシューズ、ヘルメット、工具等、衣類を緩衝材代わりに収納後、フタを乗せます。

最後にQbicleの太いベルクロを締めるとフタも底部も外れることはありません。
移動が終わり、空港で荷物を預ける時には、キャスターだけ外し、収納袋に入れ、箱の中に入れてしまいます。
Qbicleのベルクロはそのままです。

Qbicleを使うことで原価は上がってしまいますが、Qbicle自体はほぼ壊れるところがない。あってもキャスターぐらい。キャスターはサイズが合えばホームセンターで買えばよし。無ければキャスターだけ買っても良い。
どちらにしても長く使えるものなのと、どんな箱でもキャスター付きにできるので汎用性が高く輪行以外でも活用できるので一つあってもイイと思うお薦め品です。

箱本体の材料費は2000円ほどなのでキャスターを汎用品にすることでサイズの違うプラダン箱をバンバン作ることができます(笑)。

(その2)は実際に作っていない机上の案ですが、次回作は前後輪とシートポストは外すが、ハンドル、RD、ペダルを外さないバージョンを作ってみようかと思っています。

箱を作る上での注意点は、あまり細くすると安定が悪くなって倒れやすくなります。
また特定の辺が長いとバスやタクシーに乗らなかったりと不便なこともあります。
プラダンは加工が楽でそれなりに軽く、丈夫なので輪行箱には良い素材と言えます。
自分の自転車にあったサイズに作ることで、自転車も箱の中で暴れずに傷が付きにくい輪行ができると思います。

実践すると出てくる細かい点は、文章で伝えきれない部分もあるので、ワークショップでお伝えする機会があるかと思います。

【おまけ】
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ホイールやフォークに付いてきた写真のパーツを取っておくと輪行のパッキングには便利です。ハブの軸でプラダンが傷むのを防ぐことができます。

(その3)では実際にハンドル外さないバージョンの製作例をご紹介したいと思います。

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プラダンで輪行ボックスを作ってみよう(その1)

別サイトでご案内の「ロングライド関係のワークショップ」で飛行機輪行に話が及んだときに、プラダンで作れる輪行箱がお薦めですよ…と話したところ数名の方が興味を持たれたので、かんたんに作り方を紹介します。

(その1)は、実際に2013年4月に次男を連れて台湾にツーリングに行った際に作って使ったモデルの作り方です。

動機:dhbのバッグ(今は廃番、後継モデルが発売中だが値段が2倍になった)が後輪外さず、シートポストも抜かずに入る大きいもので便利に使っているのであるが、2人で自転車と一緒に移動となるともう一つ何とかしなければならない。箱形には興味があったが、材料の割には値段が張る。それなら自分でと、試行錯誤を兼ねて作ってみようと思った。

材料:プラダンシート4mm厚 1820x910mm(3枚)1枚は約1kg ホームセンターで800〜900円/枚
   接着剤(コニシボンドGPクリア)ベルクロをプラダンに貼るのに使います
   カーペット用(強力両面テープ)少し厚みが有り弾力のあるテープ、プラダン同士の接着用
   ベルクロ(蓋が勝手に外れないように固定するために使う、幅5cmx長さ25cmほど)
    ベルクロは裏に粘着材の付いているシールタイプがありますが、プラダンに合った粘着材で無いとベルクロに負けて剥がれることがあります。自分は粘着材無しタイプで上記の接着剤で貼り付けています。
   キャスター(4)今回は使ったが、後述する(その2)ではQbicleという製品を使う
   コンパネ(少々)キャスター固定用、底面の補強兼用(その2)では使わない
   ベニヤ(少々)底面の補強用…たまたまあったので使った(その2)では使わない

道具:カッター
   ティースプーン(柄の部分をプラダンの谷折りのクセ付けに使う、金属の先の丸いものならなんでも可)

重さ:完成状態で7kg弱

輪行箱初期型
画像をクリックするとPDFファイルを表示(あるいはダウンロード)します。

PDFファイル:1st model

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最初にお断りで恐縮ですが、この初期型は作った本人としては良い出来とほぼ満足しているのですが、これから作る人には改良の余地が有り、またお薦めしない点もあります。
実際に、自分でも完成直後から次回作るならココをこうしようという点がいくつかあります。
(その2)ではその辺りのことにも触れ、改良(案)をアップしますので、そちらを待って作られると良いと思います。

大きさは、自分の自転車を計測し、寸法を決定します。
この初期型はGIANT DEFY ADV2(サイズM/L)の後輪は付けたまま、ハンドルはクランプで外して90度回転(縦型にする)、前輪とペダルを外し、シートポストを抜いた状態で入るサイズで寸法出しをしました。

後輪を付けたままというのは経験上、便利です。ホイールを2個養生するのと1個で済むのは梱包時間短縮と気を使う点がだいぶ助かります。RDは後輪があっても無くても外した方が無難ですが、この様な箱に入れるのであれば付けたままでもOKでしょう。

キャスターは断然あった方が楽です。必須と言っても良いでしょう。今回は据え付けにしましたが、(その2)では便利な商品があるのでそちらをお薦めします。
キャスターを備え付けるためにコンパネの加工など、結構手間が掛かっています。
工作が好きな人は備え付けでも良いかもしれません。
コンパネは重いので必要部分以外を肉抜きしています。ベニヤがあったので底に敷いていますが(その2)では不要と思います。

カットすれば自ずと組み合わせ方はわかると思いますが、細長いAとBは蓋の狭い部分を外側から補強するのに使います。両面テープは適当に使いますが、それほど多用しなくても充分接着できます。その辺は作りながらお好みで加減して下さい。
C-1、C-2は取って部分に裏側から貼り付けた補強です。無くても良いかもしれません。
写真には写っていますが、底部に外側からコの字型に補強板を張り付けています。コンパネもあるのでコレも本来不要な気が今となってはしますが、その時は万全を期しておこうと思ったのでしょう。結果的に3枚ちょっと使うことになってしまいました。(その2)では3枚に収めています。あくまで案ですが。

写真は埼玉県鴻巣市から成田空港まで電車輪行+台北まで一往復したあとの状態です。傷みは確認できますが、そのまま2回目行ける状態です。少なくとも5回は使えるでしょう。材料費が5千円ほどなので充分です。

ちなみに制作時間は1日でした。ステンシルで外に文字を描くのにもう一日掛かっています。ちなみにポスカで直接描いた方が遙かに楽です。

何故かホームセンターで購入するより、5枚で2625円送料無料の通販があります。2個目を製作しようと思うのでそこから買ってみました。

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