香港 Lantau島 JUL, 2009 Giant HALFWAY
2009年7月にLantau島(香港)をちょっとだけ走ったときの日記です。
減量目的も兼ねて自転車(家にあったGiant Rock5000 マウンテンバイク)に乗り始めてから約一年目。短期の所用で香港に行く機会があった。荷物も少なかったのでGiant HALFWAY(2008年秋に台湾で買ってきた)を持っていくことにした。せっかくなので成田空港まで埼玉県から利根川サイクリングロードを走って。
7月は思いっきり夏真っ盛りで休憩しつつも飛行機の時間に間に合うようにせっせと移動する。
汗だくで第一ターミナルに到着し、さっさと荷物を預けたら飛行機に乗る前にシャワーを浴びよう。
って思ってチェックインの列に並ぶと間もなく「飛行機が飛ばない」とのこと。
日航ホテルへ連れて行かれ軟禁w。翌朝には飛ぶらしい。バイキング食べ放題なので食べられるだけ食べておく。
翌朝、カロリー消費のため空港を自転車で一周。午前便で飛ぶかと思いきや「まだ飛べない」結局その便は欠航とな。午後になってバスで羽田へ移送。JAL便で香港入りとなった。丸一日到着が遅れて滞在日数が減ったわけだがNWAは帰りの便を一日遅くしてくれなかった(リクエストはしたけど)。到着は夜も遅い時間なので用事はその翌朝にさっさと済ませる。
自転車も運んできたのでせっかくだから乗らないと…と、一応ちょっとだけ調べておいたLantau島へ行ってみる。Lantau島とは空港島の隣の島。地下鉄で東涌駅で降りる。駅前はできたての巨大な高層アパート(マンション?)ビルが建ち並ぶ。
取りあえず走り始めてみる。
走ったコース:地図をクリックするとマップサイトを開きます。走った距離も坂も短いんですが斜度がなかなかです。開いた地図の下に表示されますので併せてご覧下さい。
Hong Kong Lantau island JUL-2009, a set on Flickr.
動画:YouTube
そんなに大きな島ではないが真ん中の丘を登る道は急峻である。チェーンリングを48Tから56Tに換装した小径車では辛い。しかも下りはシューが焦げ付く匂いがするしさくさくは進まない。クルマ用のGarmin nuvi200を持ってきたが地図も狭い道路は入ってない。
島の反対側はリゾートっぽい別荘地のようでのんびりした田舎で自転車向き。ただし車が通れる道はぐるりと一周していない。
ときどき放し飼いにされている牛とか道をふさいでたりする。
西に向かって走り行き止まりまで来て少し戻り結局幹線道路を使ってとある港っぽいところまで降りてきた。ええいままよと細い道を進み続けると海岸沿いの小さな集落を繋いで東涌駅まで戻ってくることができた。
当時ブルベの存在も知らないころで経験値も耐久性も全くない頃。文字通りぶっつけ本番の冒険サイクルだった。暗くなって戻れなかったらどうしようと本気で考えた。来た道を戻るには300mを二度登り返さねばならないとか狭い島の中で途方に暮れたのも(無事に帰って来れたからこその)良い思い出である。
今はOSMがあったりネット上の情報も今より多く予習で事前に得られる情報が多いのがとても大きい。しかし実際に現地へ行って実際に走ってみるのはやはり冒険だと思う。自転車だと知らない場所を走ってみたくなるのは不思議だ。
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